目の見えない男の子にとっての色の世界を表現したメキシコ生まれの美しい絵本『色についての黒い本・仮』は日本語出版を目指す!
目の見えない子が感じている豊かな世界を描く、メキシコ生まれの真っ黒な美しい絵本『色についての黒い本・仮』(原題:El libro negro de los colores)はメキシコ生まれの美しい絵本。
真っ黒な紙に銀色の文字で綴られているのは、目の見えない男の子トマスが感じている色の世界。その全ページには、光沢のある透明なインクによって、浮きでているイラストと、点字のように書かれた文章が施されています。
味や手触りとして語られる黄色、痛みと結びついている赤、音やにおいにたとえられる茶色。トマスにとっての青は、晴れた空を見上げてお日さまがほおに当たっているときの温かさ。目の不自由な人にとっての色、それは決して認知できないものではなく、五感すべてを使って感じとっているものなのです。
中ページのサンプル。
また、日本版を制作するにおいては、この綺麗な絵本が、視覚の状態にかかわらず、多くの子ども
にとって、他者の世界との架け橋として機能してくれるように、スペイン語の原書にはない「日本語の点字シート」を付録として付ける予定です。世界の豊かさの意味を子どもたちが考える機会になってほしい。そんな思いで、このプロジェクトは立ち上げられています。そのため、この本の翻訳出版をめざすクラウドファンディングを、2018年10月31日(水)まで実施しております。
このプロジェクトを支援したい興味があればクラウドファンディングの詳細はこちらとなります。
クラウドファンディングのコースについて
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