時間を大切に。でも人生には余裕も必要。
わたしがメキシコの某日本企業で働いていた時のこと。車で4時間かかる工場で業者が入って工事をするので、立ち会いのために朝早くメキシコシティを出発しました。9時に現地に着いて現場に行くと、業者の方はおらず現地スタッフが2名だけ。業者の人は?と聞くと「今日は来れないので、工事はできない」とのこと。しかもそのことは前の日にはわかっていたらしい。
わたしは朝早く起きて来たのになにもできないということで腹が立ち、2人に「なんでその情報を昨日わたしたちに教えなかったんですか?そうすれば私たちは今日来る必要がなかったでしょう!!」と怒りました。
彼らはぽかんとして、「あなたは今、立っていて疲れるから腹が立つんじゃないですか?まーまー、そこに座ってください」
「・・・。(そうじゃなくって!!!)」
でもよく考えるとこのようなことはメキシコではよくあること。自分もわかっているのに、カリカリと腹を立ててしまったと少なからずショックを受けた。わたしも日本企業に染まってきているということだろうか。
喜ぶべきことなのか、悲しむべきことなのか。
みなさんはどう思いますか?
Source: karitsu’s Flickr