納豆こわい!?
私が日本に留学してホームステイしていた頃のこと。ホストファミリーはお父さんとお母さん、そして子供たち。
最初の朝ごはん。私はとても緊張していました。
食卓の真ん中にはボールの中に入った豆のようなものが置いてありました。私は自分ものだと思い、『よし、これを食べてみよう』とそのボールを手にとって食べ始めました。ファミリーはみんなびっくりして、「えっ、一人で食べるの!?」私は「大丈夫です!全部食べれるよー。」とスマイル。でもなんかおかしい。味がちょっと変。そしてなんかねばねばしてくる。だんだん食べるのがつらくなってくる。なんなんだー?これはー?家族はなぜか心配そうにみている。私はさらにスマイルで「大丈夫です、おいしいです!」
もうおわかりでしょうか?それはファミリーが分け合って食べるための「納豆」だったんです!それを私は混ぜもせず、そのまま一人で完食。最後の方は涙が出てきながらも、ひたすらスマイルし続けた若き日の私。
今、思い出すとほんとに恥ずかしいけど、いい思い出です。