メキシコ大使館のメスカル試飲セミナー
メキシコ大使館
メキシコでは”Para todo mal, mezcal. Para todo bien, también.” ということわざがあります。「心配な時も、幸せな時もメスカルがいい!」という意味です。メスカルは薬ではありません!テキーラと同じ材料からできているお酒です。しかし、ただの飲み物ではなく、上記のことわざが表している通りメスカルにはメキシコ文化にルーツがあり、奥が深いものなのです。
Carlos Almada在日メキシコ大使のご挨拶
メキシコ大使館商務部-PROMEXICOのAarón Vera氏からメスカルの日本への進出についての説明がありました。
例えば、メスカルの生産量は2011年から2017年まで約3倍になりました!それに合わせて、メスカルの輸出量も約4倍に増えました!
Aarón Veraのプレゼンテーション
メスカルの世界への普及や状況の話の後、メスカルブランド Sinai (シナイ)の代表Claudio Vega(クラウディオ・ベガ)氏よりメスカルの歴史、文化、作り方などを紹介していただきました。Vegaさんの発表は面白くて、メスカルの複雑な本質をよく伝えていると思いました。今回のセミナーを受けて、メスカルの種類、作り方、技術だけではなくメキシコの先住民との関係も理解できました。
シナイ代表Claudio Vegaのプレゼンテーション
その後、Q&Aをやりながらメスカルの試飲をしました。違ったアルコール度のメスカルを試したり、虫が入っているメスカルを味わったりしました。味は全然違います!特に虫が入っていたものは味も香りも異なっていました!これには、すごくびっくりしました!
やはりメスカルは本当に奥が深い飲み物ですね。
美味しいメスカル。様々なブランドが並んでいました!
日本でこのような伝統のあるメキシコの美味しいものを味わえるのは幸せです!メスカルはメキシコへの文化の扉の一つだと思うので、これからメスカルの人気が出てきてくれると、とても嬉しいです!
皆さんもぜひメスカルを楽しんでください!